松尾篤興のブログ「閑話放題」

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党内が一変…安倍降ろし切り札に「昭恵氏喚問」辞さずの声

 額賀派の会長に就任する竹下亘総務会長が先週、安倍首相の自民党総裁3選の見通しについて「本当に分からない」と発言。一方で、岸田文雄政調会長や石破茂元幹事長を支持する可能性に含みを持たせたことで、自民党内に安倍続投に対する“様子見ムード”が広がってきた。


「石破派は竹下派との連携を模索していて、合流の噂まである。竹下派はOBの青木幹雄元参院会長が二階幹事長と頻繁に会っていて、二階派も空気が変わってきた。そうなると麻生派だって分かりません。竹下・二階・麻生の領袖3人は、いずれもキングメーカーになることを狙っているので勝ち馬に乗るでしょう。今やガチガチの安倍支持は、出身派閥の細田派などシンパとお友達だけですよ」(永田町関係者)


 落ち目の内閣支持率や蚊帳の外の対北朝鮮外交など、この先の状況次第で安倍首相が3選不出馬や内閣総辞職に追い込まれる可能性は高まってきているのだが、その切り札とされるのが「安倍昭恵夫人の証人喚問」だ。


 週末の共同通信の世論調査では、支持率こそ微増だったが、不支持率が上回っている状態は変わらずで、財務省の決裁文書改ざん問題で「安倍首相に責任がある」や「昭恵夫人の国会招致が必要」は依然、6割を超える高さだった。


 竹下総務会長が「昭恵さんという存在が政権に迷惑を掛けたことは事実」と苦言を呈したように、自民党の国対メンバーは、森友問題で難しい国会運営を強いられていることに怒り心頭。これ以上、森友問題が続くようなら「昭恵夫人喚問辞さず」の声まで上がっているという。


 そこで、総裁選と絡めて語られているのはこんなシナリオだ。


「喚問するとなったら、昭恵夫人のことですから拒否しないで出てきかねない。本人は内助の功の一環であり、自分が悪いことをしたとは思っていないので、ベラベラしゃべってしまうかもしれません。プライドの高い安倍さんは恥ずかしくて耐えられない。与党が昭恵夫人の喚問を持ち出したら、安倍さんは首相を辞める道を選ぶでしょう」(自民党関係者)


 安倍は1日、私邸近くの代々木公園を桜を見ながら散歩し、花見客との写真撮影に応じるなどサービス満点だった。


 国民や党内の“安倍離れ”に焦る気持ちの裏返しか。
(日刊ゲンダイ)
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