松尾篤興のブログ「閑話放題」

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片山さつき氏窮地 口利き依頼の経営者が100万円振込認める

 


 100万円の「口利き疑惑」が浮上している片山さつき大臣が、追い詰められている。


 片山大臣に、国税庁への口利きを依頼したとされる会社経営者が19日、弁護士を通じて「2015年7月、私設秘書から要求された100万円を口座に振り込んだのは事実だ」とコメントを発表したのだ。理由についても、控除額が大きくなる特典のある青色申告承認の取り消しを免れるためだったと説明した。「週刊文春」が報じた内容を認めた形だ。


 さらに、片山大臣の私設秘書も、100万円を受け取った事実を認め、片山大臣に100万円を渡したかどうかについては、朝日新聞の取材に対して「通帳を見て確認する」と否定しなかった。


 国税庁の担当者も、野党の合同ヒアリングに対して、口利きの有無について「個別の税務調査に関わることであり差し控える」と否定しなかった。


■やはり辞任第1号か


 外堀はどんどん埋められている。はたして片山大臣は、このまま「知らぬ存ぜぬ」で押し通せるのか。いずれ野党から証人喚問を要求され、辞任に追い込まれるのではないか。政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。


「野党にとって片山大臣のスキャンダルは、安倍政権を攻める格好の材料です。今回の改造内閣は、“滞貨一掃”“派閥順送り”で就任した大臣が多いだけに、身体検査が甘く、最初から閣僚のスキャンダルが続出するとみられていました。野党は手ぐすね引いていた。ある意味、有名人である片山大臣の『政治とカネ』は注目度も高い。ワイドショーやスポーツ紙も無視しない。野党は、予算委員会の審議をストップしてでも片山大臣の疑惑を追及するはずです。当然、参考人招致や証人喚問も求めるでしょう。なにしろ、当事者である会社経営者が、すべて認めているわけですからね。片山大臣が嘘をついているのか、会社経営者が嘘をついているのか、国会に呼んで聞こうとなるはずです」


 やはり、辞任第1号は、片山さつきなのか。
(日刊ゲンダイ)
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