松尾篤興のブログ「閑話放題」

今迄にない科学的な整合性から導かれた正しい発声法から、日本の政治まで、言いたい放題の無駄話。

【牡蠣のピカタ ブラックペッパー風味】チーズでマイルド


 真牡蠣(まがき)の旬といえば11~4月。次の産卵期(5月)に向け、栄養を蓄えていく。この時期、定食屋や居酒屋で口にする牡蠣フライは、肉厚でプリップリ。とはいえ、「普通の牡蠣フライ」では面白くない。しかもお酒が入った状態で、揚げ物をしたり、酒蒸しにするのは面倒くさいし、片付けも手間だ。


 この「牡蠣のピカタ」はパン粉をつけずに、フライパンでただ焼くだけ。すっごく簡単で、見た目もちょっとシャレた感じに仕上がる。


「溶き卵をつけ過ぎたまま焼くと、卵焼きみたいになってしまうので、ある程度、卵を切ってからフライパンに並べます。生っぽいのが苦手な人はよく焼いて下さい。小松菜がなければ、他の野菜でも代用できます」(中尾さん)


 牡蠣特有の匂いもなく、牡蠣フライと違い、軽~い感じ。パルメザンチーズが牡蠣をマイルドにし、コショウがキリッと効いてしっかりした味わいに仕上がっている。これなら生牡蠣が苦手な人でもおいしく食べられる。生牡蠣は食べてもせいぜい2、3個が限界。その上、殻付きは結構値段が高い。その点、材料費もさほどかからず、亜鉛とタウリンを豊富に含んだ「海のミルク」をパクパク食べることができる。小松菜と一緒に食べることで、独特な風味になり、生牡蠣とも牡蠣フライともまったく別モノ。これぞまさに「フレンチのアテ」だ。


《材料・2人前》
・落とし牡蠣(チューブに入った殻なしのもの)10個
・卵        1個
・パルメザンチーズ 40グラム
・ブラックペッパー(粗めにひいたもの)  好みで
・小松菜     好みで
・強力粉      適量
・塩、コショウ   適量


《レシピ》
(1)牡蠣を軽く水洗いしてペーパーの上にのせて水分を切って、塩、コショウをする。
(2)強力粉をはたくような感じでまぶす。
(3)牡蠣を溶き卵とパルメザンチーズ、ブラックペッパーを合わせたものに入れる。
(4)フライパンを煙が出るまで熱し、弱火にし、溶き卵がたれるのを待ってフライパンに並べる。
(5)弱火のまま片面をきつね色っぽくなるまで焼き、ひっくり返して、反対面を焼く。
(6)5、6センチにカットした小松菜を塩、コショウで炒める。
(7)焼き上がった牡蠣を小松菜の上に盛り付ける。


(なかお・まさひろ)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「美声を科学する」販売店
◉Mazzuola Editore ダイレクトセール・松尾出版直販(送料無料)
http://mazzola-editore.easy-myshop.jp
◉Amazon
https://www.amazon.co.jp/美声を科学する-松尾篤興/dp/4990812808/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1521368401&sr=8-1&keywords=美声を科学する