Matsuo Atsuokiのブログ

今迄にない科学的な整合性から導かれた正しい発声法、歌唱法。

安倍首相がNHKジャック 辺野古工事“環境配慮”のウソ八百

 まるで所信表明演説のようだった。6日、今年最初のNHK「日曜討論」に登場した安倍首相。〈消費増税や参院選で与野党の党首が議論〉――。NHKは自社サイトでこう紹介していたが、〈「ある問題について、互いに意見を述べ合う」(大辞林)〉意味の「討論」とは程遠く、各政党代表のリレーインタビューで番組は進行。安倍首相は番組冒頭から30分近く電波ジャックし、独演状態で新元号や日米貿易交渉などについて持論を展開した。


 用意した原稿をダラダラと棒読み。年頭から言いたい放題の安倍首相の姿を見せられる視聴者はタマッタもんじゃないが、見逃せなかったのが沖縄の米軍普天間基地の名護市辺野古移設工事を巡るデタラメ発言だ。


「辺野古へ土砂が投入されている映像がございましたが、サンゴについては(他の場所に)移しております。(砂浜の)絶滅危惧種は(砂を)さらって別の浜に移していくという、環境の負担をなるべく抑える努力をしながら行っているということでございます」


 辺野古沿岸の大浦湾周辺は、ジュゴンをはじめとする絶滅危惧種262種を含む5806種の生物が確認されている。うち約1300種は新種の可能性が高く、生物の種類は世界自然遺産に登録された屋久島(約4600種)や小笠原諸島(約4400種)よりも多い。このため、防衛省は希少サンゴなどを他地域に移植する計画を打ち出しているが、海域外の生態系に影響を及ぼす危険性もあり、これまで実際に「移植した」という話は聞いたことがない。


■貴重なアオサンゴ群落に影響


 安倍首相は、埋め立て工事の仕様書とは違う――との指摘が出ている「赤土」の搬入によって海域が真っ赤に染まった映像を見て、慌てて「環境に配慮している」みたいなポーズを取ったのだろうが、この説明は本当なのか。


 辺野古問題に詳しいジャーナリストの横田一氏がこう言う。


「安倍首相は環境に配慮しているかのような説明をしていますが、一部のサンゴ移植を取り上げて針小棒大にアピールしているだけ。中身はありません。問題は、違法性が指摘されている粘土質の赤土が大浦湾に広がったり、今後、軟弱地盤の改良工事を強引に進めたりすれば、北半球最大といわれる貴重なアオサンゴ群落の死滅や絶滅危惧種に計り知れない影響が出るということなのです」


 やっぱりだ。放言癖があるとはいえ、年頭から安倍首相のウソ八百をタレ流したNHKの責任は重いだろう。安倍首相の出演部分は事前収録だったのだから、事実確認する時間はあったはずだ。森友事件をスクープした元NHK大阪放送局記者の相澤冬樹氏(現大阪日日新聞論説委員)は著書「安倍官邸VS.NHK」(文芸春秋)で、安倍官邸にこびへつらうNHK上層部の醜態を暴露したが、腐り切った体質は変わっていないらしい。
(日刊ゲンダイ)
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