松尾篤興のブログ「閑話放題」

今迄にない科学的な整合性から導かれた正しい発声法から、日本の政治まで、言いたい放題の無駄話。

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次期型フィアット500は電気自動車のみに


日本でも人気が高いイタリアの小型車、フィアット500。2020年に発表が予定されているその次期型は、高級志向の電気自動車になると、フィアット・クライスラー・オートモービルズで最高マーケティング責任者を務めるオリビエ・フランソワ氏が語りました。
フランソワ氏が英国の自動車メディア『Auto Express』に語ったところによると、次期型フィアット500は電気自動車専用に開発された新プラットフォームを採用し、内燃エンジン搭載モデルは用意しないとのこと。サイズやプロポーションは現行フィアット500と変わらないものの、中身は全く新しく、そして小さくても高級なクルマという位置づけを目指すそうです。「それはいうなれば、"都会のテスラ"。スタイルは美しくイタリア的です。電気自動車の"ドルチェ・ヴィータ"(甘い生活)」とフランソワ氏は語っています。
2007年に登場した現行型フィアット500は、10年を超えるモデルライフの中で、内外装に手直しが加えられたり、最新のエンジンに載せ替えられたりしながら、これまで全世界で200万台以上が販売されました。その中には2013年から米国の一部地域のみで販売されている電気自動車バージョンも実はあります。
「フィアット500e」(写真)と名付けられたこのEVは、米国カリフォルニア州の大気資源局による「ZEV規制」(同州で一定台数以上のクルマを販売する自動車メーカーは、全販売台数における一定比率以上の排出ガスゼロ車を売らなければ罰金が科せられる)の対応策として投入されたモデル。はっきりいえばEV改造キットを販売している外部の会社にEV化させただけのクルマで、フィアット自身が地球の未来について考え力を入れて開発したものとは言えません。電気モーターの出力はフィアットの小さなエンジンよりパワフルなくらいですが、24kWhのリチウムイオン・バッテリーによる航続距離は140kmほどに過ぎず、価格はガソリン・エンジンを搭載するフィアット500の約2倍。それでも「1台売るごとに1万4000ドル(約156万円)の赤字が出る。ほんとはあまり買って欲しくない」と、当時のセルジオ・マルキオンネCEOがぼやいたほど。日本はもちろん欧州でも正規販売されていません(ちなみに車体はメキシコ工場製)。
しかし、今度の新しい500EV(仮称)は違います。新開発のEV用プラットフォームは、フィアットのみならず、FCAの他のブランドでも使われる見込みです(ひょっとしたら電動の小型ジープなんてモノも出るかもしれません)。
街乗り用の小さくて高級感のあるEVという次期型500のコンセプトは、間もなく発売されるMINIの電気自動車バージョンや、ホンダが今年中に欧州で発売を予定している「Honda e」と真っ向からぶつかります。デザイン面で現行の500と同じレトロモダン路線を踏襲するならば、その辺もMINIやホンダとかぶるでしょう。航続距離などのスペックはまだ明らかになっていませんが、Honda eの「200km以上」や、MINI EVの「300km程度」といわれている数字が目安になりそうです。
なお、フィアットは高級化(=高価格)する500に対し、もっと大衆向けのEVとして、今年のジュネーブ・モーターショーでコンセプトカーとして発表した「チェントヴェンティ」(上の写真)の量産モデルを計画しているようです。チェントヴェンティとはイタリア語で120。フィアットが2019年に創立120周年を迎えたことを記念して名付けられたので、2020年以降に発売される市販モデルには別の名前が与えられると予想されます。フィアット・ファンの間では「パンダ(1980年に初代が発売されたフィアットの小型車)の未来型だ!」と盛り上がっているようです。
とはいえ、当分はEVというだけで内燃エンジンの小型車より高価格になってしまうことは避けられそうもありません。というわけでフィアットは、ガソリン・エンジンを積んだ現行モデルの500を、新型500の発売後も継続して生産するそうです。2007年から基本設計が変わらないクルマをこの先もまだ売り続けようとしていることには驚きますが、もともとレトロな雰囲気を狙ったクルマなので、多少の古さは感じてもそれが味として受け入れられるかもしれません。せめて新型のEVが200万円以下で買えるようになるまで、現行の500には小さなエンジンを唸らせながら、わずかなCO2を出しつつも頑張ってもらいたいものです。
(engodget)
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