松尾篤興のブログ「閑話放題」

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最新トピックス 8月4日(日) 官邸周辺が警戒…これから始まる“れいわ・山本太郎つぶし”


 参院選が終わった後も、街頭演説に1000人の聴衆が殺到するなど、熱い支持を集めている「れいわ新選組」。山本太郎代表は、次の衆院選には「候補者100人を擁立する」と宣言している。この先、野党再編の中心になるのは間違いない。山本本人も、本気で政権を取りにいくつもりだ。だからだろう、警戒を強める安倍首相周辺は、さっそく“れいわつぶし”に動き始めている。
 重度障害があるれいわの参院議員2人が、議員活動中に必要な介助費用を参院が当面負担することについて、自民党の小野田紀美参院議員は〈これは議員特権になりませんか…?〉とイチャモンをつけている。維新代表の松井一郎大阪市長も「公的補助を受けずに電車通勤している全盲の職員もいた。危険だが、努力で克服していた」と介助の動きに水を差した。
 なんとか“れいわ旋風”を止められないか。安倍応援団は、山本代表にまつわるネガティブ情報を必死になって探しているという。
「官邸周辺は、2015年の静岡市長選で公職選挙法違反で逮捕された斎藤まさし氏がれいわの選挙ブレーンではないかと探っているようです。また、山本代表の離婚問題や巨大宗教との関係、大企業との関係にも注目している。俳優時代を含め山本代表を徹底的に洗い始めています。真偽は別にして、これからメディアは女性問題やカネについて次々に報じていくとみられています。ひとつでもスキャンダルが出たらダメージは大きいでしょう」(官邸担当記者)
 安倍応援団が山本氏をターゲットにしているのは、ここさえつぶしてしまえば、あとは怖いものはないからだ。政治評論家の山口朝雄氏が言う。
「今、安倍政権が怖いのは、立憲民主党など既存の野党ではなく、れいわ新選組を引っ張る山本太郎代表でしょう。選挙期間中、ほとんどテレビで報道されなかったのに、草の根で228万票も獲得した。街頭演説には動員なしでも多くの人が集まる。次の衆院選で大化けするかもしれない。ネガティブ情報を必死で集めるのは、今のうちにイメージを悪くして山本太郎代表をつぶしておこうということなのでしょう。それだけ、脅威に感じているということでしょう」
 加計問題で官邸に盾突いた前川喜平元文科次官は、安倍官邸に「出会い系バー通い」を読売新聞にリークされたとみられている。この先、どんな“山本つぶし”が起きるのか。
(日刊ゲンダイ)
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