松尾篤興のブログ「閑話放題」

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首相夫人まで私物化 桜を見る会に“聖心同窓会”アッキー枠


 やっぱり疑惑の裏にアッキーありだ。「桜を見る会」疑惑に安倍首相夫人の昭恵氏が深く関わっていたことが明るみに出た。「桜を見る会」に、“アッキー枠”があったことが発覚したのだ。
 20日の国会で、内閣府の役人が「安倍事務所で幅広く参加希望者を募るプロセスの中で、昭恵夫人の推薦もあった」と認めた。
 実際「桜を見る会」には、いかにも“アッキー人脈”と思われる招待客が多数、参加していた。たとえば、アッキーが名誉会長を務めるスキーイベントの実行委員、趣味の酒造仲間、さらにアッキーが校長を務める講座型スクール「UZUの学校」の卒業生……といったメンメンである。SNSでは<安倍昭恵さん、お招きありがとうございました>と、アッキーに対し、個人的なお礼まで伝えられている。


■私人が公的行事を差配
 特に目立っていたのは、アッキーが小、中、高を過ごした聖心女子学院時代の同級生だったという。ほとんど“聖心同窓会”みたいだったそうだ。
 しかし、公人中の公人である安倍首相ですら「桜を見る会」を私物化していたことが批判されているのに、ただの私人であるアッキーが、税金を使う公的行事を私物化するなど許される話ではないだろう。アッキーが森友事件に深く関与していたことが発覚した時、安倍政権は、アッキーの証人喚問を防ぐために、わざわざ「昭恵夫人は私人」だと閣議決定したはずである。
 その上、「桜を見る会」では、アッキーの“お友達”企業が、「飲食物提供業務」を受注していたことも明らかになっている。取締役の夫人は、アッキーと学生時代からの友人なのだという。これほどの公私混同はないのではないか。
 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)がこう言う。
「私人である首相夫人まで公的行事を私物化していたとは驚きです。一体どこの国の話なのか。自分たち夫婦は何をやっても許されると、皇帝夫妻になったつもりなのだと思う。周囲もそれを許してきたのでしょう。これは“桜を見る会”に限らない。森友事件も全く同じ構図です」
 安倍首相が国会で説明するのはもちろん、こうなったら、たとえ“私人”だとしても、アッキーの証人喚問も必要なのではないか。
(日刊ゲンダイ)
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