松尾篤興のブログ「閑話放題」

今迄にない科学的な整合性から導かれた正しい発声法から、日本の政治まで、言いたい放題の無駄話。

安倍内閣1年ぶり不支持上回る 「桜」影響大で自民もマッ青

  


 国会が閉会し、安倍首相は逃げ切ったつもりでいても、やはり「桜」はまだ散っていない。ついに世論調査で、安倍内閣の支持と不支持が逆転した。
 共同通信が14、15両日に実施した全国電話世論調査。安倍内閣の支持率は42・7%で、11月の前回調査から6・0ポイント下落した。不支持率が43・0%と僅差で上回った。支持と不支持の逆転は昨年12月以来だ。
「桜を見る会」についての疑惑が大きく影響したとみられ、安倍首相が「十分に説明していると思わない」が83・5%に上った。内閣支持率の下落は2カ月連続で、前々回から計11・4ポイントの2ケタ減である。
 支持と不支持の逆転と合わせ、自民党内に衝撃が走ったのが、政党支持率も5・8ポイント減の36・0%と大幅下落したことだ。11月調査では自民党の支持率は2・8ポイント減にとどまっていた。ちなみに内閣支持率が7・9ポイント減だった今月実施の時事通信の世論調査でも、自民党の支持率は7・1ポイントの大幅減だ。
 野党が弱すぎることもあるが、これまで自民党内には「政党支持率は内閣支持率と連動しない」という安心感があった。この法則が崩れたわけだ。
 “安倍首相隠し”を続けた自民党に対しても世論の不信感が高まった。この状況に所属議員はマッ青、頭を抱えている。
「年末年始は忘年会や新年会など地元の有権者と接する機会が多く、支持固めの大事な時期です。しかし『桜』がここまで響いていると、批判の嵐を覚悟しなければならない。実際、既に忘年会で『安倍首相は説明していない』『菅官房長官の対応は酷い』などと聞かされています」(自民党中堅議員)
 野党は年明けの通常国会でも桜疑惑の追及を続ける。
「モリカケ問題と違って、桜疑惑は明確で分かりやすい。支持率下落は一過性のものではないと思います。自民党も『これは官邸の話』と甘く見過ぎた。自民党議員はこの年末年始、大変でしょう」(政治評論家・野上忠興氏)
 安倍首相のレームダック化が、いよいよ見えてきた。
(日刊ゲンダイ)
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