松尾篤興のブログ「閑話放題」

今迄にない科学的な整合性から導かれた正しい発声法から、日本の政治まで、言いたい放題の無駄話。

公明山口代表が大炎上 検察庁法改正案に“他人事”ツイート

  


 公明党が慌てふためいている。山口那津男代表が投稿したツイッターが炎上しているからだ。
 山口代表は12日夜、批判が噴出している「検察庁法改正案」について、<検察官の定年延長を含む検察庁法改正案の趣旨が国民に伝わるよう、政府として丁寧に説明していただきたい。説明責任を尽くしてもらいたい>と投稿。すると、<他人事みたいに言わないで><説明責任を果たすのは、党代表のあなた><これに抗議しないなら公明党支持辞めます>といった批判が殺到。18日午前8時までに4800件を超えるコメントが寄せられている。さらに「#公明支持やめます」のハッシュタグまで拡散する事態になっている。
 山口ツイートに対する批判は、とにかく痛烈。
<自民党と同じにしか見えない><うちにポスターはらせてましたが、この法案を公明党が賛成したら、二度とはらせません><ポスターには小さな声を聴くとあるが、それは嘘か? 日本国民の声を聴け><10万円給付の時の様な本気度を全く感じられないのはなぜ?>
 公明党の政党支持率は、新型コロナウイルス対策として国民1人当たり現金10万円の一律給付を実現させたことで急上昇していたが、帳消しになりそうな状況である。それにしても、「#検察庁法改正案に抗議します」とのハッシュタグをつけたツイートが700万件を突破するほど、国民の怒りが強いのに、よくも他人事のような投稿ができたものだ。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。
「山口代表は、世論を完全に見誤っています。庶民の声が届かなくなっているのでしょう。そもそも、公明党は『検察庁法改正案』に全面賛成なのでしょう。なのに傍観者のようなポーズを取るのは、欺瞞(ぎまん)だし、矛盾している。支持者が怒り、落胆するのも当然です。これまで公明党は、本当はアベ政治をバックアップしているのに、あたかもブレーキ役を担っているかのように演じていた。恐らく、今回もブレーキ役を果たしているように演出したかったのでしょう。でも、国民に見透かされてしまったということです」
 いまからでも山口代表は、安倍首相の横に並んで一緒に説明責任を果たした方がいい。
(日刊ゲンダイ)
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