松尾篤興のブログ「閑話放題」

今迄にない科学的な整合性から導かれた正しい発声法から、日本の政治まで、言いたい放題の無駄話。

VW up!のEV『e-up!』に改良新型、航続2倍に…欧州発売


フォルクスワーゲンは、改良新型『e-up!』(Volkswagen e-up!)を欧州で発売した。
e-up!は、フォルクスワーゲンの新世代コンパクトカー『up!』のEVバージョンだ。2013年秋のフランクフルトモーターショー2013のデビューから6年を経て、欧州では大幅改良を受けた改良新型が発表されている。
バッテリーの蓄電容量は7割以上大容量化
改良新型のハイライトは、EVパワートレインの進化にある。床下にレイアウトされるリチウムイオンバッテリーは、蓄電容量を18.7kWhから32.3kWhへ、7割以上大容量化した。これにより、1回の充電で航続は、従来の最大134kmから、改良新型では最大256km(WLTP計測モード)へ、およそ2倍拡大している。
バッテリーは車両の床下の低い位置に搭載された。フォルクスワーゲンによると、低重心により、運転する楽しさを追求しているという。リチウムイオンバッテリーにはフォルクスワーゲンによる新車登録から8年間、または走行16万kmの保証が付帯している。
フロントアクスルに置かれる小型モーターは、最大出力83hpを発生する。動力性能は、0~100km/h加速が11.9秒、最高速130km/h(リミッター作動)だ。出力40kWの急速チャージャーを利用すれば、80%のバッテリー容量を30分以内に充電できる。
フォルクスワーゲン e-up!改良新型


*EV専用アプリが充電をサポート
充電プロセスは、標準装備される「maps + more」多機能アプリを利用して、スマートフォンで充電予約や、充電の開始と停止が行える。このアプリは、空調システムを遠隔操作するためにも利用でき、乗車する前に室内の空調を最適に作動させておくことができる。
改良新型e-up!には、オートエアコン、Bluetoothインターフェイス、「DAB +」を備えた「コンポジションフォン」無線システム、ドッキングステーションなどを標準装備した。先進運転支援システム(ADAS)として、レーンアシスト、レーン逸脱警告システムが装備される。カスタマイズオプションは豊富に設定された。 「e-up! スタイルバリアント」として、さらに多くの機能やパーソナライズオプションが選択できる。


*ドイツ本国では「環境ボーナス」
改良新型e-up!では、すべての人にEVを手頃な価格で販売することを目指した。ドイツ本国でのベース価格は、2万1975ユーロ(約265万円)に設定した。価格の引き下げにより、法人、法人のドライバー、個人のドライバーに幅広く、スマートモビリティとゼロエミッションドライブを提供する。フォルクスワーゲンによると、価格の引き下げは量産効果による部分が大きいという。
またドイツでは、「環境ボーナス」として、政府の補助金2000ユーロ(約24万円)と、フォルクスワーゲンからの補助金2380ユーロ(約28万円)が受け取れる。また社用車は、新車価格の1%ではなく、0.5%のみ課税される。
さらにドイツでは、予約受注の開始に合わせて、特別なリースプランが用意される。リース契約を結んだ車両は、スマートフォン統合インフォテインメントシステムを搭載する改良新型e-up!を、月額159ユーロ(約1万9000円)でリースできる。
(Response.20th)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◉Mazzuola Editore ダイレクトセール・松尾出版直販(送料無料)

http://mazzola-editore.easy-myshop.jp

◉Amazon
https://www.amazon.co.jp/美声を科学する-松尾篤興/dp/4990812808/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1521368401&sr=8-1&keywords=美声を科学する