左内腸骨動脈瘤手術のため3月6日から入院し、無事ステントグラフトを挿入して本日8日ぶりに我が家へ帰ってきました。
ステントグラフトは8年前に右内腸骨に既に埋めた経験があるので、手術の様子は大体見当がつくものでしたが、今回は手術後、ICUで過ごした一晩が大変でした。
全身麻酔が切れて意識が戻った一時、傷口が少しばかり刺すような痛みを感じましたが、それよりも両足を固定されて過ごした一晩はかなり辛い思いをしました。
手術が終わったのが午後4時頃でしょうか。それから少しうたた寝をとって、夜中になると両足を固定されているのでまるで身動きが取れません。おまけに丑三つ時にもなると腰が痺れるほど痛くなってくる。朝までの4〜5時間をどう耐えきるか、心細くなってしまいました。息は出来ても動くに動けないまだるっこさ、これではまるで生き埋め状態に等しいものです。つくづく人間拘束される事ほど我慢できぬものはないと感じました。

嬉しい事に今日の夕飯から酒が飲めます。カミサンがPeperoncino con bisteccaを作ってくれるそうだから、久しぶりに楽しいCenaになりそうです。

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