松尾篤興のブログ「閑話放題」

今迄にない科学的な整合性から導かれた正しい発声法から、日本の政治まで、言いたい放題の無駄話。

加計問題 獣医学部「首相『いいね』」 15年に理事長に


「面会」記載の新文書 愛媛県が参院に提出 答弁揺らぐ
 学校法人「加計学園」による国家戦略特区を利用した獣医学部新設を巡り、愛媛県は21日、安倍晋三首相が2015年2月に学園理事長と面会し、獣医学部新設の構想について説明を受けたなどと記載された県作成の文書を参院に提出した。文書には、面会は15分程度行われたとし、説明に対して首相が「新しい獣医大学の考えはいいね」と応じたなどと記されていた。安倍首相は昨年7月の国会で(理事長が)私に獣医学部を作りたいと話したことは一切ないと答弁しているが、事実と異なる答弁をしていた可能性がある。


 獣医学部新設を巡っては、今月10日の衆参予算委員会に参考人として出席した柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)が15年4月2日、首相官邸で学園関係者と面会したと認め、愛媛県や同県今治市の関係者が同席していた可能性も認めている。文書は、面会直前の15年3月、愛媛県職員が加計学園関係者らと交わしたやりとりを記録したもの。学園関係者が県に、学園の加計孝太郎理事長が安倍首相と15年2月25日に15分程度、面会したと報告したと記されていた。同じ内容は今治市長にも伝えられたとの記述もあった。


 公表された文書はほかにもあった。文書には、4月2日の面会時の柳瀬氏の発言を詳しくまとめたとする「概要メモ」もあり、柳瀬氏が「獣医学部新設の話は総理案件になっている。なんとか実現を、と考えている」と語ったと記述。概要メモにはさらに、学園側が柳瀬氏との面会で話した内容として、「懸案として、安倍総理が文科省からの宿題を返せていないという話があり、そのことを心配されていたと聞いたが」との記載もあった。


 また、別の文書には、加計学園が今治市を通じて県に報告した内容として、学園関係者が獣医学部新設について、当時官房副長官だった加藤勝信厚生労働相と面会していたとも記されていた。


 安倍首相は昨年7月24日の衆院予算委で、学園の獣医学部新設の計画を知った時期について問われ、計画が国家戦略特区諮問会議で認定された「今年(17年)1月20日」と答弁している。文書の記述が事実であれば、首相答弁は誤りだったことになる。


 愛媛県作成の新たな文書について、中村時広・同県知事は21日、文書は5月に入り、国会から関連資料の提出を求められ、調べたところ見つかった関係書類だと説明。報道陣に「国権の最高機関である国会による要請が来たので提出した。国会に判断していただけたら」と語った。【杉本修作】


加計学園「理事長が15年2月に総理とお会いしていません」
 加計学園は同日、「理事長が15年2月に総理とお会いしたことはございません」などとするコメントを出した。
(毎日新聞)
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